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Doctor & DH Interview

歯科衛生士がイキイキと活躍してくれる。これがすごく嬉しいですね!

  • かつらやま歯科医院 葛山賢司 先生
  • 歯科衛生士 山田唯 さん 森田仁美 さん 塩田美里 さん

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左からDH 山田唯さん、勤務医 小竹和真先生、院長 葛山賢司先生、DH 森田仁美さん、DH 塩田美里さん

千葉県千葉市のかつらやま歯科医院。マイクロスコープを備え、歯科医師は10倍、歯科衛生士は8倍のサージテルを使用しています。精密な診療のベースにあるのは、「生涯にわたって患者さんの歯を守る」という予防の考え方。院長の葛山先生と3名の歯科衛生士さんにお話を伺いました。

かつらやま歯科医院は予防に力を入れていて、特に歯科衛生士さんに「活躍の場」を作っているように思います。はじめに、葛山先生の医院づくりについての
お考えを聞かせてください。

葛山先生 私は本来、歯科医院というのは治療ではなく予防のために来院する所と考えているんです。自分の歯を1本でも多く残して、しっかり噛む。心と体の健康には、これがとても大切ですから。開業当初から予防をやりたいと考えてきましたので、医院の中心はもちろん歯科衛生士になります。
システムができるまで時間はかかりましたが、だ液検査から始まる予防プログラムができていて、その中には8倍のサージテルを使う精密なPMTCも含まれています。今では毎月140名の方が予防のために来院しています。

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歯科衛生士の皆さんは、かつらやま歯科医院で働くことについてどのように感じていますか?

山田さん 私はここでは一番長くて9年目になりますが、今まで“次はこれに取り組みたい”の連続でした。院長先生からもお話しいただきますし、私たちが意見を出すこともあります。色々な気づきや学びの過程で「これはまだ自分の中にはないな」「これは医院に足りてないな」と思うことがあります。そこで院長先生に「こうしたいんですけど、どうですか?」と投げかけると、たいてい「やってみたら」と快く言っていただけるので。かつらやま歯科医院には「終着点」がないんです。
こういう環境のおかげで、個々のスタッフはすごく向上心が高いです。メインテナンスのやり方や、患者さんに予防プログラムを提供するのに重要なコミュニケーションの取り方とか。後輩の教育も重要なテーマなんですけれども、何も言わなくても森田さんが熱心にやってくれています。

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森田さん ここで働いていることは、私にとっては本当に誇りですね。
実は、3年目くらいから、自分がやっていることは本当にこれでいいのかな? と思い始めたんですよ。当時2.5倍のサージテルを使っていて、もちろんそれで見えるものもあるんですけど、インレーの直下とか、あやしいと疑い始めたら止まらなくなって……。その度にドクターに確認してもらっていたんですが、ドクターと同じ目線で見たいと思うようになりました。“8倍欲しい欲求”が強くなるなか、院長先生から歯科衛生士に8倍を導入するというお話をいただいたときは、本当に涙が出るくらいうれしくて。
8倍を使うようになって、これに見合うように頑張らなきゃと向上心をもらえました。歯石が見えれば、またそれを取るための器具がほしいとか、変わったことはたくさんあります。やりたいことがたくさん出てきて自分の複製を作りたいくらいなので、塩田さんと「親子制度」というのを組んでいます。教えるうちに塩田さんもすごく変わってきてくれて、それがまたやりがいにつながっています。

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塩田さん ここに入ったときから、森田さんには社会人としての常識から始まって付きっきりで教えていただいています。山田さんも森田さんも、すごく情熱がある先輩ですね。おろそかになっている所も、しっかり叱っていただいています。私は実習生の頃からお世話になっているんですけど、「志が高い」というところに一番惹かれました。他の実習先にも行くことで、ここの予防のシステムが本当にしっかりしているんだとわかりました。
大変なときもありますが、やっぱりかつらやま歯科医院に入って良かったです。私も8倍のサージテルを使わせていただいているので、宝の持ち腐れではなく、患者さんの役に立つようにしっかり使いこなしていきたいと思っています。

皆さんのやりがいが伝わってきます。最後に、歯科衛生士が8倍を使うことで医院全体にどんな効果があったのかを教えてください。

森田さん 8倍に見合った患者さんへの対応と処置をしていかなきゃという責任感がさらに高まりました。倍率を上げたタイミングでメインテナンスを値上げしたんです。最初は値段を上げることを患者さんに言いづらいと思っていました。でも実際は、患者さんは「よりきちんと見てくれるんだ」と受け止めているみたいで、嫌だという方はいませんね。「しっかりやってくれる医院」というイメージが強まったと思います。

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葛山先生 全員で同じ情報を共有できていることです。皆が同じ土俵に立って診療できるようになりました。検診やSRPの後に「歯石が残ってるよ」ということがなくなって、効率化にもつながっています。それから、なんといっても歯科衛生士がイキイキとしてやってくれているのが大きいですね。施術のクオリティがアップするのはもちろん、より患者さんの役に立ちたいという意識が強くなって活躍してくれる。院長としては、これがすごく嬉しいんです。

かつらやま歯科医院 千葉県千葉市緑区あすみが丘2-16-7 Web Site
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